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出来高減少率

出来高減少率」とは、
文字通りに解釈すれば「出来高」が増加した比率のことです。
「出来高減少率」の対となっています。

おさらいですが、証券取引所で売買された株の数を、
「出来高」または「売買高」といいます。
人気が出たり、注目度が上がるほど、出来高は増えていきます。

市場全体の出来高が増えているときは、
「相場が活況をみせている」、「大商い」などと表現されます。
さらに出来高が増えると「過熱気味」と表現されます。

株価は出来高を増やしながら、ピークへと向かっていきます。
「出来高は株価に先行する」と言われることがあります。
これは相場の上げ下げは強弱の材料だけではなく、
これを後押しする人気の裏付けが反映されるからです。

また出来高は売買成立時の値段における売りや買いの圧力を表しているため、
値動きの背後にある勢力や緊迫感をも伺い知ることができます。

さて、出来高が減少する場合について考えてみます。
「出来高」が少ないということは、取引が活発に行われていないことを示します。
場合によっては出来高の少ない株は、
証券取引所の規定によって、上場廃止になることがあります。

また「出来高」が減少して価格が上昇しているマーケットは、
近い将来において売りが多くなる弱気に転換する可能性が高く、
「出来高」が減少して価格が下落しているマーケットは、
近い将来において買いが多くなる強気に転換する可能性が高くなることが見込まれます。

後者のように出来高が減少しているとチャンスの場合もあり、
「株価が大きく下落し、出来高も減少したら買え」という人もいるくらいです。

むしろ「出来高が多いときは危険」という場合もあります。
そう考えるとちょうど上昇する株価が前触れである可能性もあるので、
こうした「出来高減少率」に注意することは欠かせません。

さて、またしてもこのような「出来高」ですが、
ここまで解説した通りに各銘柄の市場での注目度を知る目安になります。

しかし、値段の高い株式と値段の低い株式とでは単純な比較ができないため、
「売買代金」の方が実態を表す場合もありますのでご注意ください。