お薦め

ストップ高

「◯◯ネット社がストップ高 IPO銘柄の好需給継続に期待」
日経新聞などを読むと、こんな見出しがあったりします。

この「ストップ高」とは一体何なのでしょうか?
多くの証券取引所では、
予想外の暴騰や暴落での混乱を防ぐため、
「値幅制限」のシステムを用意しています。

この値幅制限とは、株価の1日に変動できる上下の範囲を制限するものです。
したがって、どんなに売り手や買い手が殺到しても、値幅制限の範囲内でしか売買は行われません。

この際の制限に達することを「ストップ」といい、その価格を「ストップ値」といいます。
その制限値幅上限まで株価が達することを「ストップ高」といい、「S高」と略すこともあります。

また、この制限される値幅は前日の終値を基準値として計算されます。
値幅は株価水準によっても変わり、
1株1,000円から1,500円なら上下200円、
5000円から10,000円なら上下1,000円など、
株価水準が大きくなるほどその制限の値幅も大きくなります。

さて、ここでストップ高が起こる原因は一体何なのか考えてみたいと思います。
答えはシンプルで「買い手が多く、売り手が少ない」時です。
人気のある株はそれだけ高いお金を出してでも買いたいという人が多くなり、
その分価格も上がるわけですね。

ストップ高になると必ず投資家から注目されます。
業績の好調、好材料、上方修正等によって連続ストップ高になることもあります。

しかし、株価はいつも上がり続けるわけではありません。
上がりすぎると急激に下落するリスクがあることにも気をつけないといけません。

ちなみにこの「ストップ高」、ニューヨーク証券取引所ではそういった仕組みがないそうで、
「値幅制限」のかわりに、大幅な価格変動の場合、
取引を一時停止をする「サーキットブレーカー」という仕組みがあります。

しかし、この仕組みはほとんど発動されることがなく、
実際には1日で株価が10分の1以下に急落する場合もあります。